金光教泉尾教会は、昭和2年1月24日、三宅歳雄師が「人が助かりさえすればよし」のご念願のもと、24歳の若さで大阪・泉尾の地に布教活動を始められ、戦前戦中を通して、人々の暮らしの立ちゆきを願い通され、自らを一求道者として、数々の難儀を抱えて参拝する信奉者と共に、歩まれました。
そのお働きは、昭和25年の聖地泉光園建設、さらには、43年の現会堂「拝める宮」の落成と、次々に目に見えるおかげとして現れてまいりました。
さらに「全人類の幸福、世界真の平和達成」に願いを込められて、世界の指導者と相互理解を通じた協力体制を構築され、また、各国の難民や生活に困窮する人々にも救いの手を差し伸べるための活動に邁進されました。そのことは、生涯を通して、百回を超す「御神願外遊」をなさったことからも広く知られております。
明年、令和4年1月23日、泉尾教会は『御布教95年記念大祭』をいよいよお迎えいたします。
大変な時代社会の中にも、泉尾教会の「世と人を祈り、お役に立たせていただく」願いを大きく持ち、一人ひとりが「よろこび心」を持ち合わせて、日々の生活のお守りをいただいていることの御礼の信心をさせていただきたいと願っております。
合掌